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Channel: 宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)
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シャクナゲの植樹会の報告

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3月20日(水)のシャクナゲの植樹会には、
このブログを見てご参加された方を含め
25名のご参加をいただきました。
当日はみなさま、お疲れさまでした。

また、4名の方が事前にご欠席のご連絡をいただき、
お気づかいに感謝いたします。
20回継続して来ましたシャクナゲの植樹会は
筑紫石楠花倶楽部としては今回の行事をもって終了となります。
長きにわたってご参加いただきありがとうございました。

研究会としては宝塔周辺での育林活動は
これからも継続していきたいと考えておりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。

宝満山宝塔跡での植樹

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平成25年3月23日(土曜日)に実施した宝満山宝塔跡での植樹には
14名のご参加をいただきました。
ご参加のみなさまお疲れ様でした。
今回はつごう50本の植樹が出来ました。

ツクシシャクナゲ 10本
ヤマアジサイ 40本

次回のご参加もお待ちしております。


竈門神社は今が桜の盛りです。
おでかけされてみてはいかがでしょう?

宝満山のさくら

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宝満山のさくら便りです。
山中には遠目に所々に白い箇所が見られます。
早咲きのヤマザクラは満開から丁度盛りを過ぎつつある状況です。
写真は一の鳥居のさくら。
この木は3年前の早春の豪雪で倒れた木ですが、
起こされて今年も立派に花を咲かせています。


登山口では遅咲きのヤマザクラが八分咲きといったところ。
今年は例年になく桜が早く開花して、
朝方の寒さ続きで長く姿を残しています。
明日の雨は花散らしになるのでしょうか・・・





SX2999

宝満山のツクシシャクナゲ

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さくらも良いのですが、春の宝満山と言えばシャクナゲです。
日本むかし話でも取り上げられたシャクナゲの山ですが、
昭和40年代の登山者による盗掘で自生のシャクナゲは壊滅状態に。
その後、沢山の方々によって苗を育て、植樹を続けて今に至っています。

丁度、ふもとでは日当たりのよい場所の花芽が開花し始めました。
写真は一の鳥居に植樹されたツクシシャクナゲです。
いよいよ花の季節になりました。

第35回 宝満山研究会例会のご案内

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 今年は草木の芽出しが早く、山中の山桜、タムシバは咲き終わり、
山麓のミツバツツジも散り始めています。
 今月の例会は六所宝塔(安西塔)跡の除伐作業をおこないます。
平成19年12月に除伐した雑木のひこばえの刈り払い作業をいたします。
 作業後にコシアブラを天ぷらで味わってみたいと思います。
会員以外の方のご参加も歓迎です。

日時 平成25年4月20日 土曜日 9:00〜14:00(予定)
集合場所 太宰府市大字内山字本谷の六所宝塔(安西塔)跡
参加費 200円
※ 昼食・飲料水は各自でご持参ください。雨天時は中止となります。

第35回 宝満山研究会例会

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平成25年4月20日の土曜日朝9:00から
太宰府市大字内山字本谷の六所宝塔(安西塔)跡にて
植樹した周辺の下草刈りをおこないました。
久しぶりの例会でしたが11名の方がおいでいただきました。



六所宝塔跡もきれいな状態に保たれています。

第35回 宝満山研究会例会2

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今回の例会の楽しみは昼食です。
例年のごとく山野草の天ぷら大会としていました。


今年は山野草の芽吹きが早く、
タラの芽やこしあぶらなどはすでに2週間ほど
盛りの時期を過ぎていますが、そこは山に入りつけている会員さんが
旬を摘んで冷蔵保存していただいていました。

ところが残念なことに途中から天水が落ち始め
屋外で油で揚げる作業は困難となり・・・
具材を皆で分けて散会となりました。

ご参加いただきました皆様、おつかれさまでした。
次回のご参加もお待ちしております。

宝満山の峰入り復興

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宝満山修験会による宝満の秋峰の行が150年ぶりに復興されます。
この秋に竈門神社により開山1350年の記念行事が予定されており。
それに合わせて伝統の峰入りの催行が企画されました。


平成25年4月25日深夜0時に竈門神社にてお祓いを受け出発。
28日昼に英彦山奉幣殿前にて護摩焚きをおこなうまでの
約75キロの山路を3泊4日で踏破する予定です。

宝満→大根地山→古処山→両界岳→馬見山→
深仙宿→大日岳→釈迦岳→英彦山→
大南窟→南岳→中岳→下宮奉幣殿

詳細は追ってご報告の予定です。

平成25年の宝満山の峰入1

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平成25年の宝満山の峰入りが宝満山修験会によっておこなわれました。
今年は先月におこなわれた英彦山までの峰入りの満行について
上宮と仏頂山頂に祀られる当山の開祖である心蓮上人に
報告をおこなう目的も兼ねていました。


毎年の面々ですが、英彦山までの峰入復興を成した後とあって、
皆さんの表情には自信と満足感があふれているように見えました。






竈門宮で勤行し、安全を祈願した後に登拝が開始されます。


英彦山への峰入りで、宝満山の峰入りも注目されていたようで、
例年になく多くの随伴の方が参集されました。ざっと100名はいらっしゃるようです。

(つづく)

平成25年の宝満山の峰入2

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一の鳥居の下の階段では、例年のごとく入山問答がおこなわれました。
旅の行者が宝満山の峰入りを聞きつけて推参する、という設定です。


先達はここ数年、永福院(新宮町。元南ノ坊)の高橋住職が勤められています。

平成25年の宝満山の峰入3

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入山の問答も「しからばお通り候らへ!」で締めくくられ
引き続いて入山に際しての儀礼がおこなわれます。


法弓の儀。井尻の若き本行院さんがお勤めです。


法剣の儀


法螺の儀。
たまたま通りかかった登山客は目をシロクロ。
ここはただの登山の山でないことをお知りになったことでしょう。

平成25年の宝満山の峰入4

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一の鳥居での儀式も終わり、いよいよ登拝します。
合流した登山者を含めても相当な人数です。
雁又を持った前鬼と後鬼に挟まれて
隊列は蟻の行列のごとく中宮を目指します。


笈箱を背負った円通院さんも途中法螺を吹きながらで汗だくです。
当山派の掛け声の六根清浄は本山派はではやらないのだそうで、
かわりに法螺を呼応するように吹きながら登攀するのだそうです。
かなりハードな行進といえます。


殺生禁断の碑を越えて、いよいよ西院谷といわれる坊跡です。
名物「百段雁木」を登山者が段の数を数えながら登っていきます。
もう少しで閼伽の井にたどりつき、そこで一息です、

平成25年の宝満山の峰入5

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中宮跡に到着です。9時に竈門神社を出てもう11時台。
ここでは中宮殿の礎石が残る奥に石だながあり、
十一面観音が祀られる石宝殿に勤行するのが恒例です。


先達が取り仕切り、香を焚き般若心経を上げます。
宝殿には今回の入峰を記した碑伝(ひで)が奉じられています。
登山で随伴した人々もしばし神妙な面持ちです。

平成25年の宝満山の峰入6

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中宮跡の裏には文保2(1318)年銘のある五点具足の
金剛界大日如来の梵字が彫られた巨石があり、
その前に石垣の基壇が残っています。
これは江戸時代まであった行者堂の跡です。
一部の行者さんはここで勤行をおこないます。

平成25年の宝満山の峰入7

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中宮での勤行を終えて、一行は山頂へは行かず、
通称「女道」を通って座主跡の宝満山キャンプ場へ向かいました。
一部の行者は東院谷の薬師堂跡で一行と別れてある場所へ。




道場坊の墓所に先に行われた秋峰行事復興の
報告とお礼の参拝を行いました。

平成25年の宝満山の峰入8

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昼食は座主跡にある宝満山キャンプセンターにて。
12:45頃より恒例の森弘子さんによる宝満山のミニ歴史講座が開講。
今回は4月末に催行された宝満山から英彦山への峰入(宝満秋峰)
復興の詳細が語られました。

宝満山修験会による採燈護摩供の開催

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今週末の5月26日(日曜日)10時30分より
太宰府市内山の竈門神社境内にて
宝満山修験会による採燈護摩供がおこなわれます。


(http://www.dazaifutenmangu.or.jp/kamado/events.htmより)

平成25年の宝満山の峰入9

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13時過ぎに座主跡である宝満山キャンプセンターを出発。
水場を通って三郡縦走ルートに出て元宝満、仏頂山にむかいました。
ここには宝満山(竈門山)を開いたとされる心蓮上人が祀られています。
東尾寺跡ともされ、宝満山とは別ピークですが
昔から一体として宝満信仰の一つの聖地になっている場所です。


今年は心蓮上人による開山1350年の節目の年で
それにちなんで竈門神社が大祭を秋に予定しており、
史跡として国指定を受ける予定になっており、
なんといっても宝満山から英彦山への秋峰が再興されました。
今回はその報告とお礼を込めた勤行となりました。

平成25年の宝満山の峰入10

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仏頂山頂での勤行を終えた一行は宝満山山頂に向かいます。
途中で竈門神社の森神職により入峰証の引き替え券が配布されました。
山頂直下の鎖場も今年は渋滞しています。
鎖場を迂回するため稚児落としの下を経由して
山頂に向かう一行もあります。

今日は護摩供

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今日は竈門神社境内にて宝満山修験会による護摩焚きがおこなわれます。
火渡りは希望すれば参加できます。
祭事が10時半からおこなわれ護摩供はおおよそ11時からのようです。

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